2009年5月7日木曜日

Malcolm Gladwell

最初にご紹介するのは、マルコム・グラッドウェルです。Tipping Point(邦題「急に売れ始めるにはワケがある」)、Blink(邦題「第一感」)に続いて、待望の3冊目の本「Outlier」が今年になって出ました。

内容は、成功というのは持って生まれた才能や努力次第とおもわれがちですが、実は 出生のタイミングや文化など他の要因に大きく左右されることを例を挙げて説明しています。あるのスポーツのプロは生まれ月が偏っているとか、マイクロソフトのビル・ゲイツと、アップルのスティーブ・ジョブズが年齢が近いのは偶然か、なぜビートルズがヒットしたか、などです。


初回ですので、この本についてのわかりやすい対話形式のインタビューにします。




近日、勝間和代さんの翻訳で、「天才!成功する人々の法則」として出版されるそうです。邦題はビジネスや成功法則を扱っているような題になっています。誰もがもちえる不思議を解き明かし、あらたな常識をしめすのが彼のプローチですので、内容はこれらの分野にはおさまりきりません。読むと静かな感動があります。


もし彼の話がお気に入りでしたら、おそらく本にはなっていない別のもご覧下さい。スパゲッティソースやコーラになぜいろんな味があるのか、「おいしさ」の発見のストーリーです。
Malcolm Gladwell: What we can learn from spaghetti sauce








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